佐野 優子

佐野 優子 Yuko Sano,Piano

 東京都出身。現在ロンドンに拠点を置き、イギリスと日本をはじめ、アメリカ、イタリア、スペイン、オーストリア、ハンガリー、南米など、これまでに40都市を超える世界各地で演奏活動を展開。その卓越したテクニックと、曇りない変幻自在な音色は世界的に定評がある。2018年3月、ファースト・アルバム「こと葉 Kotoba」をリリースし、音楽各誌でも注目を集めた。

 PIARAピアノコンクール全国大会にて中学部門第1位・全部門グランプリ受賞を機に、15歳で東京フィルハーモニー交響楽団と共演。国内外での精力的なソロ活動の傍ら、高校時代よりアウトリーチ活動にも情熱を注ぎ、母校中学校等でのトーク・コンサート、科学×音楽の共同プロジェクト、アール・ブリュット作品展とのコラボレーションなど、独創的な視点で音楽の新境地に臨んでいる。また、トリリンガルを活かし、各国で行なっているマスタークラスも好評を博す。2017年度の東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校の文科省認定スーパー・グローバル・ハイスクール事業(SGH)では英国間とのコーディネーターを務め、初年度となる同事業の成功に大きく寄与した。

 東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学卒業。在学中、ハンガリーのリスト音楽院で一年間研鑽を積む。奨学生としてロンドンの英国王立音楽院の修士課程へ留学。ウォルター・マクファーラン賞、ナンシー・ディキンソン賞、モウド・ホーンズビー賞、Dip RAMを受賞し、首席で卒業。2016年、日本人初となるアドバンスト・ディプロマを取得。これまでに、ピアノを故 松浦豊明、渡辺健二、クリストファー・エルトン、室内楽をマイケル・ドゥセク、音楽学を一柳富美子、ロドリック・チャドウィック、古楽器奏法をキャロル・セラシ、即興法をドミニク・オールディスの各氏に師事。

 日本人初のヤング・スタインウェイ・アーティストを経て、2018年スタインウェイ・アーティストに認定。同年3月にはニューヨークのスタインウェイ本社にて、ハイレゾリューション自動演奏ピアノ「Spirio」のためのレコーディングを行い、5月より全世界で配信されている。

 

オフィシャルWEBサイト  
Twitter https://twitter.com/PIANOPPO?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

写真クレジット

 

一覧に戻る