

ツアーへのメッセージ
『1987年ヨーロッパ共同体(EC)基本条約発効の年、オーストリア、ハンガリー両国の選りすぐりの音楽家を集め、J. ハイドンが作品の大半を作曲したエスターハージ城(ウィーン郊外)の歴史的ホールでハイドンの作品を演奏し、共に国境を乗り越えよう』という巨匠アダム・フィッシャーの考えのもと、一流の演奏家たちが集い設立されたハイドン・フィルハーモニーの演奏は、瞬く間にヨーロッパの音楽界の耳目を集めました。
その意思を受け継ぎ、2017年から21年まではニコラ・アルトシュテットが芸術監督を務め、現在は多くの国籍の選りすぐりの音楽家で構成されています。

2019年には、初の首席客演指揮者としてバロック・ヴァイオリンの鬼才 エンリコ・オノフリとのコラボレーションを開始し、2023年以降、ハイドン・フィルはニコラ・アルトシュテットとエンリコ・オノフリをミュージック・パートナーに迎え世界を舞台に活動しています。

ハイドン・フィルは、ウィーンのコンツェルトハウスと楽友協会、ブダペストの芸術宮殿、チューリッヒのトーンハレ、バーデンバーデンのフェストシュピールハウス、ベルリン・フィルハーモニー、マドリッドのオーディトリオナシオナル、バルセロナのパラウ・デ・ラ・ムジカ、ロンドンのBBCプロムス、ニューヨークのモストリーモーツァルトフェスティバルなど多くの世界の名だたるホール、フェスティバルに招聘され賞賛を浴び、唯一無二の響きと言わしめる演奏で高く評価されています。
フィッシャーとのハイドン交響曲全集を録音は、ドイツの有名な音楽賞「エコー・クラシック」を2度受賞しました。また、モーツァルトのクラリネット協奏曲の録音はディアパソン賞を受賞しました。
ハイドン・イヤーには、エスターハージ城にてハイドン没後200年記念「天地創造」演奏会が行われ、その模様は世界各国へ中継放送されるなど(日本ではNHK)更なる注目を浴びています。
そんなハイドン・フィルが2023 年、満を持してミュージック・パートナーのエンリコ・オノフリとともに来日決定!

◎ 世界のハイクラスを一度に聴く衝撃
6/29東京オペラシティ・6/30愛知・7/4大阪公演のソリストには、ウィーン・フィル首席フルート奏者のワルター・アウアー、元ベルリン・フィル首席トランペット奏者のガボール・タルケヴィを迎え、名曲プログラムに大輪の花をそえます。
◎ ザ・ミラクル、そして衝撃の運命
紀尾井ホールでの2日連続公演は、世界から高い評価を得る日本人ソリストとともに。
7/1はブラームスコンクール優勝 中村太地と名曲 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を、そして7/2のジュナミ協奏曲はモーツァルト演奏のプロフェッショナル 世界でも数少ないベーゼンドルファー・アーティスト 久元祐子がソリストをつとめます。
◎「奇蹟」と「運命」
じっくりとシンフォニーを聴きたければ6/27浜離宮朝日ホールで、世界が認める本物の室内オーケストラ・サウンドに身を委ねるのも一興ではないでしょうか。
さらに新たな衝撃を呼ぶであろう、鬼才オノフリのベートーヴェン「運命」に大きな期待が集中しています。

このハイレベルなプログラムとアーティストの演奏が日本で聴けるチャンスは滅多に訪れません。
この衝撃を是非会場で体感してください!
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