† アラン・マリオン

インスピレーションの光る音楽性とコントロールの効いたテクニックで

こよなく美しい響きを聴かせる

日本にも多くのファンを持つベテランフルーティスト

 

 

1938年マルセイユ生まれ。ジョゼフ・ランパル、ピエール・ランパルに師事し、1952年マルセイユ国立音楽院を第1位を得て卒業。1961年ジュネーヴ国際音楽コンクール優勝。

1964年よりフランス国立放送室内管弦楽団の首席奏者、1967年よりパリ管弦楽団奏者、以降1979年までフランス国立管弦楽団の首席奏者を務め、カラヤン、バーンスタイン、小澤征爾、ブーレーズ、アバド、ロストロポーヴィチ、チェリビダッケをはじめとする著名指揮者とともに世界各国で活躍する。 1977年よりパリ国立音楽院教授を務め、ニース国際サマーアカデミー、ザルツブルグ・モーツァルテウム国立音楽大学をはじめ世界各国のマスタークラスで後進の指導にもあたり、信望を集めている。 1980 年の初来日以降度々各地でリサイタルを開催し、その確かなテクニックと表情豊かな温かい音色で多くの音楽ファンに感動を与え続けている。現在もヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、各地でのソロリサイタル、レコーディングのほかイギリス室内合奏団、ストックホルム室内オーケストラ等との室内楽、オーケストラとの協演と幅広く活躍している。明るくウィットに富んだ人間味豊かな性格は、コンサートを一段と魅力的なものにしている。

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