イゴール・レヴィット

今世紀最大のピアニストになる才能の持ち主!

完璧なテクニックと芸術的成熟を合わせ持つ若き天才ピアニスト!


 


 

イゴール・レヴィット Igor Levit

 

 1987年、ロシアのニージニーノブゴロド生まれ。6歳でオーケストラと共演デビューという早熟ぶりを発揮。8歳のとき家族と共にドイツに移り、ハノーヴァー音楽大学を歴代最高成績で卒業。これまでにカール=ハインツ・ケマリンク、マッティ・ラエカッリオ、ベルント・ゲツケ、ハンス・ライグラフに師事。2003年よりドイツ国民学習財団、ドイツ音楽財団の助成を授与。

 2005年、ルービンシュタイン国際ピアノコンクールにて最年少出場ながら4つの賞を獲得。2004年マリア・カラス国際コンクール(アテネ)にて第2位、浜松国際ピアノアカデミーコンクールにて第1位獲得。

 数々の世界一流オーケストラ、指揮者と共演しており、アンドリス・ネルソンス指揮ルツェルン交響楽団、ジョン・アクセルロッド指揮北ドイツ放送交響楽団、クリスチャン・ヴァスケス指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団などがある。またラディアールシステム(ベルリン)、ルール・ピアノ音楽祭、ラインガウ音楽祭、ベートーヴェン・フェスト(ボン)、シューマン・フェスト(デュッセルドルフ)、シュトゥットガルト音楽祭に招かれリサイタルを開催。「キッシンゲンの夏」音楽祭にはリサイタル、室内楽コンサートの他、ウラディーミル・スピヴァコフ指揮ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団との共演などで度々登場し、2009年には若い音楽家のための「ルイトポルト賞」を受賞した。2011年12月にはファビオ・ルイージ指揮ウィーン交響楽団と共演、絶賛を浴びた。

 室内楽にも熱心で、リサ・バティアシュヴィリ、フランソワ・ルルー、ヴァレリー・ソコロフ、ゴーティエ&ルノー・カプソン、ミッシャ・マイスキー、マキシム・ヴェンゲーロフ、ローレンス・パワー、マクシミリアン・ホルヌングなど一流のアーティストと共演、タベア・ツィンマーマンとはボン・ベートーヴェンホールで共演予定。  

 昨シーズンには、ウラディーミル・ユロフスキ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、イヴァン・フィッシャー指揮ブダペスト祝祭管弦楽団、エイヴァン・グルベルグ・イェンセン指揮ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ミハイル・ユロフスキ指揮ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、アンドレイ・ボレイコ指揮デュッセルドルフ交響楽団、イギリス室内管弦楽団との共演。リサイタルも多く、プリンツレゲンテン劇場、アルテ・オーパー・フランクフルト、「ハイデルベルクの春」音楽祭、ライスハレ(ハンブルク)、モーツァルテウム(ザルツブルク)、コンツェルトハウス(ベルリン)などで開催、2012年2月には来日ツアーを行った。

 今シーズンは、 ミュンヘン室内管弦楽団、フランス国立ロワール管弦楽団、BBC交響楽団、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、またケルンWDR交響楽団(クシシュトフ・ウルバンスキ指揮)、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団とのヨーロッパツアー、ハーグ・レジデンティ管弦楽団(ローレンス・フォスター指揮)とキッシンゲンの夏音楽祭への出演など、予定している。

 リサイタルも多く、ケルンのフィルハーモニー、ルクセンブルク・フィルハーモニー、メガロン・アテネ、ストックホルム・コンサートホール、 ラウディトリ(バルセロナ)、バーミンガム・シンフォニー・ホール, ブダペスト芸術の殿堂, バーデン・バーデン・祝祭劇場、セージ・ゲーツヘッドなどで行う予定。  レヴィットはまた、2013年ハイデルベルクの春音楽祭のレジデントアーティストでもあり、同音楽祭でのリサイタル、室内楽アカデミーの芸術監督、また音楽祭コンサートにおいて、ロジャー・ノリントン指揮ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団とのソリスト共演を予定している。

 BBCのNew Generation Artist、また2012-2013年シーズンのECHO Rising Starsシリーズ参加アーティストにも選ばれ、ブリュッセルのボザール、ロンドンのバービカンセンター他での公演など、今後も更なる活躍が期待されている。2012年10月には、ソニー・クラシカル専属アーティスト契約を結び、2013年秋にベートーヴェン作品をリリース予定。

 

Reviews

"この若きピアニストは、今世紀最大のピアニストになる得る才能を持っているというだけでなく、既にその域に達しているのだ。"

– Eleonore Büning, Frankfurter Allgemeine Sonnatgszeitung

 

“若きレヴィットは、完璧なテクニックだけでなく、目を見張るような芸術的な成熟をもって、プロコフィエフのコンチェルトを力強く形づくった。素晴らしい演奏だ”

–-Neue Zürcher Zeitung, April 2009<

 

“チャイコフスキーを極めて温かで丸みのある音、見事なダイナミクスで奏でた。嵐のようなフォルテのパッセージでさえも、その音色は決して固くはならず、それどころか曲の本質と味わいを十分に感じさせてくれた”

–Weser Kurier, January 2012

 

“レヴィットは音楽について知るべきことをすべて習得している。巧みなコントロール、的確な考察、思慮深さをもって、明確な演奏をする。要求され得るすべてのテクニックを持ち合わせ、とりわけ夢のようなピアニスティックなタッチは素晴らしい。彼の年代のピアニストにしてこれほどまでの成熟は、到底信じがたい”

–Kulturradio, September 2011

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