デンマーク・オーデンセ交響楽団

 

 

オーデンセ交響楽団はデンマークにある5つの地方オーケストラの一つであり、1946年に創立されたが、その起源は1800年頃にまで遡る。劇場オーケストラとして交響曲も演奏することから、今日ではハイレベルに活動しながらも進化し続けている現代の交響楽団として傑出している。

1982年に設立されたオーデンセ・コンサートホールを拠点としている。コンサートの多くは、カール・ニーセンホールで開催され、このコンサートホールの音響は素晴らしいアコースティック、収容人数は1212名、世界の中でも卓越したオルガン製作者のMarcussen & Sønによって作られた46本のボイス・オルガンが備わっている。

創立時は22人のメンバーだったが、長年に渡って成長し続け、今では73人の常任メンバーを保有するまでになった。バロックから現代に至るまでの幅広いレパートリーで約100にのぼる公演を開催している。

コンサートツアーは、アメリカ合衆国、中国、ドイツ、ギリシャ、オーストリア、オランダ、ベルギー、スウェーデンを始め、スペインで5回、旧ソ連で2回行っている。

ディスコグラフィーは広範囲に渡り、60以上リリースされ今もなお作成され続けており、数々の賞を受賞した。2007年に作曲家ピーター・リーバーソンによって作曲された曲がロサンゼルスで開催されたグラミー賞にノミネートされた。

一覧に戻る