ザ・キングズ・シンガーズ

 

世界のアカペラの王様として君臨し続ける6人の英国紳士たち!

 

 

 

ザ・キングズ・シンガーズ(アカペラ) The King's Singers (A Capella

 

1968年、ケンブリッジ大学のキングズ・カレッジの学生6人によって結成。瞬く間にイギリス音楽界で有名になり、同時に世界の注目も集めた。結成から 30年以上にわたり、その比類ない音楽性と機知に富んだステージ・パフォーマンスは世界中の聴衆を魅了し続けている。ザ・キングズ・シンガーズのレパートリーは、中世からルネッサンス、ロマン派から現代、そして世界の民謡やポップスなど幅広いジャンルをカバーしている。デビュー・コンサートの時から、クシシトフ・ペンデレツキ、ルチアーノ・ベリオ、ピーター・マックスウェル・デイヴィス、ネッド・ローレムなど著名な作曲家に作品を委嘱し、いまやその数は100曲を超えている。

  世界の多くの有名なコンサートホールでの演奏のほか、ヨーロッパの教会、ハリウッドボウル、ニューヨーク・メッツの本拠地であるシェイ・スタジアムやウィンザー城でもコンサートを開催。また、ロンドン交響楽団、BBC交響楽団、シカゴ交響楽団など多くの著名なオーケストラと共演、最近では、ジョージ・マー ティンのプロデュースによるビートルズ・アルバムをシンシナティ・ポップスと共にリリース。さらに、キリ・テ・カナワ、ジョージ・シアリング、エヴリン・ グレニー、ダドリー・ムーアやビーチ・ボーイズのブルース・ジョンストンなどとのコラボレーションで実現したレコーディングは、70枚以上にものぼる。

  現在彼らは、彼ら自身の持つ音楽性やパフォーマンスを多くの人々に伝えるべく、教育活動にも情熱を注いでいる。シュレスヴィッヒ・ホルスタイン音楽祭で定期的にマスタークラスを行っているほか、96年からはロンドン王立音楽院専属のプリンス・コンソート・アンサンブルという称号を与えられている。これらの活動は彼らの楽しみのひとつとでもあるが、同時にこの活動自体が彼らザ・キングズ・シンガーズを世界の頂点に君臨させる原動力になっている。

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