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ウィーン=ベルリン・ブラス・クインテット

ジャンル:金管五重奏団
国名:オーストリア、ドイツ
招聘時期:2017.12.11-22 / 2015.12/2013.10.1-14 / 2012.2.2-10


ベルリン・フィル vs ウィーン・フィル
世界最高のオーケストラのトップ奏者による夢の競演!!

ベルリン・フィル、ウィーン・フィルの主力メンバーが贈る

最高峰の響き

 

 ベルリン・フィルの花形トランペッター2名と低音の要、テューバ奏者に加え、ウィーン・フィル伝統の響きを支える名手2名が、オーケストラの垣根を越えて集結。2012年2月の来日では、金管楽器を越えた極上のアンサンブルに聴衆は驚嘆し、酔いしれた!!

 

 

 

◆ メンバー◆

トランペット:
ガボール・タルケヴィ Gábor Tarkövi

 

 

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ウィーン=ベルリン・ブラス・クインテット Wien=Berlin Brass Quintet

 

ガボール・タルケヴィ Gabor Tarkoevi / Trumpet

1969年ハンガリーのエステルゴム生まれ。代々の音楽一家に生まれ、ピアノとクラリネットを習ううちに、トランペットに魅せられ、父親のイシュトヴァーン・タルケヴィに手ほどきを受ける。早くからオーケストラ奏者を目指すほどトランペットに打ち込むようになる。ジェール音楽学校、フランツ・リスト音楽学校に学び、続いてフランツ・リスト音楽院を卒業。ジェルジ・ガイガー、ハンス・ガンシュ、ジェルジ・クルタークなどに師事し、大きな影響を受ける。ベルリン交響楽団ソロ奏者、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者、バイエルン放送交響楽団ソロ奏者を経て、2005年よりベルリン・フィル首席奏者を務めている。オーケストラでの活動に加え、「プロ・ブラス」、「オーストリア・ ブラス・コネクション」などのアンサンブルのメンバーとしても活躍している。ソリストとしてもヨーロッパ各地、アメリカなどで多く出演しており、ベルリン・フィル、ミュンヘン・バッハ管弦楽団、バイエルン放送響室内管、中国フィル、バッハ・コレギウム・ミュンヘンなどと共演。日本では、2010年5月に東京で開催されたリサイタルがNHK-BSで放送され大きな反響を呼んだ。ヨーロッパ、アジアなど世界各地でマスタークラスを開催し、2005年以降ベルリン・カラヤン・オーケストラ・アカデミーでも教鞭をとっている。

 

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ギヨーム・ジェル Guillaume Jehl / Trumpet

8歳でフランスのアルザスでトランペットを始める。ミュルーズ音楽院を卒業後、パリ音楽院を首席卒業。1998年、ボルドー・アキテーヌ管弦楽団第2トランペット奏者に就任。その後、2000年にフランス国立管弦楽団の第2奏者、2001年には、バーゼル交響楽団のソロ・トランペット奏者、2006年には、フランス国立管弦楽団のソロ・トランペット奏者を経て、2009年に、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。近年は、バーゼル交響楽団、フランス国立管弦楽団のソリストとして出演する他、室内楽奏者としても活躍している。

 

ディートマル・キューブルベック Dietmar Kueblboeck / Trombone

1963年6月8日リンツ生まれ。父親のホルスト・キューブルベックにトロンボーンを学び、1982から1989年までウィーン交響楽団、1999年よりウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席トロンボーン奏者を務めている。グラーツ音楽大学教授を務めた後、2001年よりウィーン音楽大学教授を務める。コンツェントゥス・ムジクス・ウィーン、ウィーン・トロンボーン四重奏団、アンサンブル・コントラプンクテ、ウィーン・ヴィルトゥオーゼンなど多くのアンサンブルでも活躍。また、ソリストとしてもヨーロッパ、ニューヨーク、ロシア、アジアでリサイタルを行う。

 

トーマス・イェプストル Thomas Joebstl / Horn

1978年ヴォルフベルク生まれ。ウィーンの音楽大学にて、ローランド・ベルガー教授の元で学ぶ。1992年ウィーン楽友協会にソリストとして出演。1997年ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団の首席奏者に就任。1999年にはBunkamuraオーチャードホール賞を受賞。2000年よりベルガー教授のアシスタントとして後進の指導にあたる。2001年よりウィーン国立歌劇場管弦楽団第2ホルン奏者として活動。その他、ソリストとして、また室内楽奏者として楽団で活動し、ウィーン・ホルン・アンサンブルやウィンナ・ホルンズの創立メンバーでもある。2004年より、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団団員。

 

アレクサンダー・フォン・プットカマー Alexander von Puttkamer / Tuba

当初はトランペットを希望するが、地元の音楽学校にトランペットの空きは無く希望は叶わず。そこへ、家族ぐるみの友人であったテューバ奏者からテューバが与えられる。プットカマーはこの楽器をすっかり気に入り、それ以来テューバ一筋。早くからドイツ連邦青少年管弦楽団、ユンゲドイツフィルハーモニー、EUユース管弦楽団などの多くのユースオーケストラにて活躍。ハンブルク音楽演劇大学にてワルター・ヒルガースに師事した後、1996年ハンブルク北ドイツ放送交響楽団に入団。1998年〜2004年バイエルン国立管弦楽団、2004-2007年バイエルン放送交響楽団を経て、現在ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団メンバー。1999年以来、バイロイト祝祭管弦楽団メンバーとしても活躍している。

 

 

■2012年2月6日・東京文化会館<小> コンサート評より■

世界二大オーケストラの金管楽器の競演が聴けるということで、満員の会場のあちこちでプロ奏者の顔を見ることができた…前半は各メンバーが一人ずつソロ曲を吹き、水準の高い演奏を堪能することができた…その後は五人全員が登場し金管五重奏の定番曲のステージに。予想以上に素晴らしいものであり、よくある金管五重奏の世界ではなく、音楽家5人による室内楽の世界がそこにはあった。西洋音楽の根底にある和声感の生理に基づいた彼らの音楽づくりにはただただ脱帽。テクニックやサウンドに注意が向きがちなこのジャンルに新しい風を吹き込んでくれたと言っていいだろう。アンコールでは、彼らの十八番であるポルカやクライスラーの小品が披露され、最後まで満員の聴衆を存分に楽しませてくれた。再来日を期待したい。
バンドジャーナル 2012年4月号

名手らの独奏による妙技を堪能した後、金管アンサンブルを愉しむといった心にくい構成である。むろん個々の卓抜した技量とともに見事なまでの柔軟な楽器のコントロールも聴かれたが、けっして技巧的華麗さに片寄らない。アンコールでのシュトラウスなどによるウィーン流もてなしも絶品。聴くほどに味わいが増した垂涎の演奏会。
音楽の友 2012年4月号